少子化により、保育の業界(幼稚園・保育所)でも競争が起こり、それ以前から必要だった経営コンサルティングが保育の現場でも必要になりました。
下記のグラフは、国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口の「こどもの数の推移」と「その割合」の推移予測です。
こんな将来を予測してしまう社会自体が問題ですが、地球規模で環境汚染や食料問題を抱える今となっては仕方ないのかも知れません。
そんな中、子どもたちは、大人のつくる社会の中で成長していくしかありません。
そして、ご存じのように、その状況も保育園と幼稚園の選択しか無かった昔の状況から、現在は、女性の社会進出はもちろん、男女の雇用・働き方の変化から子どもたちを受け入れる側の変化も必要になってきています。
上記は、F県の幼稚園・保育所・認定こども園数及び園児数の推移ですが、幼稚園児数が確実に減少している一方で、保育園児の数は減少していないことが分かると思います。基本的には全国的にどの自治体でも同じような動きです。
また、幼稚園そのものの数の減少に比べ、保育所の数は減少していないことも分かると思います。
そして、子ども・子育て関連3法が具体的に動き出しましたが既に認定こども園の数は、着実に増えているのです。
下記は、その「認定こども園の認定数の推移」です。
運営主体数順に言えば、学校法人、社会福祉法人、自治体、株式会社となり、その運営体系は様々ですが、保育と教育ニーズを満たすために各園で一生懸命対応されていらっしゃいます。
弊社が独自に行った理事長・園長向けの調査でもほとんどの園で、認定こども園に取り組んで良かったと話されています。
ついに一昨年は、唯一、認定こども園が未整備であった京都府でも整備されたため、47都道府県のすべてに設置がなされました。
特に幼稚園が認定こども園化すると職員さんには、これまでよりも勤務時間や休みなど、対応いただくことが増えていきますが、変化を受け入れた分だけ喜びも大きいようです。
しかし、認定こども園化は、地域による格差が激しく、自園の周りにはできていない地域がほとんどであったり、保育園・幼稚園の定員割れによる廃園(休園)や統合、その一方で、認定こども園の設置や保育定員の増加などかなり地域によって格差があります。
ただ言えることは、3つ。
1.子どもの総数は少なっている割りに、共働きやシングル世帯は増加している。
2.保育園には教育ニーズが高まっている。
3.幼稚園には保育ニーズが高まっている。
ということです。
そして、どの事業者様も「これからの日本の未来を創っていく子どもたちや保護者のお役に立ちたい」と思われサービスをされている方々ばかりであると思います。
保育士の募集、園児募集など課題はいろいろありますが、その経営が少しでも安定し、安心した状況を維持・向上でき、子どもも職員も地域の方々までもが幸せになっていただければと思います。
主な保育施設向け経営コンサルティングテーマと内容
主なテーマ | 内容 |
施設開設における公募申請支援 | 保育所、認定こども園、民間移譲などの公募申請において当選に導くコンサルティングをいたします。 |
認定こども園化支援 | 認定こども園の幼稚園型・幼保連携型・保育所型、いずれの移行が良いのかアドバイスいたします。 |
マネジメントシステム導入 | 組織の成長と繁栄のため、組織が一体化し、採用強化、組織一体化、離職防止のためのシステムづくりをします。 |
ホームページ製作 | 人材採用、園児募集に繋がることはもちろん、自園での職員さんの手によって比較的簡単に更新が可能なホームページ製作の導入をサポートします。 |
介護事業への参入 | 介護事業への参入をお手伝いします。中・長期的視野でコンサルティングサポートいたします。 |
人事評価制度導入コンサル | シンプルで、且つ、組織が活性化する制度導入をお手伝いします。 |
簡易経営診断 | 現状の問題点を洗い出し、対応策の優先順位をつけていきます。示唆に富んだ内容となります。人気サービスの一つです。 |
研修 | 経営幹部向け研修、新人職員研修など、数多くの研修プログラムをご用意しております。職員の意識・スキル向上にお役立て下さい。 |
お手伝い先様の一部ご紹介
社会福祉法人八健会様、社会福祉法人Y心会様、社会福祉法人O葉学園福祉会様、
学校法人P学園様、学校法人自然H学園様、社会福祉法人U木会様、
学校法人大恵会様、社会福祉法人育K会様、NPO法人みんなの家、その他多数
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