公募申請に向けての土地探し
公募でなくとも事業を始める上で、重要になるのが土地である。
立地は、経営戦略上でも最も重要な位置付けとなる。
当然、公募申請に向けて、どこに設置するのかは、基本的に行政が望んでいる場所に整備する必要がある。
介護で言えば、基本的には、福祉圏域の充足率で考える必要があり、保育においても同様である。
また、介護では「介護保険事業計画」と言われ、各自治体で3年毎に計画が見直し、策定されている。
現在、24年・25年・26年度の3カ年計画が進行している。
この計画で各自治体を福祉圏域としていくつかに分け、そこに高齢化率や既存の施設とのバランスを考えながら配置しているのである。
特に今後は、保育の分野も上記と同様に子ども・子育て支援計画が立案されることになる。
行政の意向をしっかり汲み取りながら、福祉施設としての機能を発揮して欲しいと思う。
たまに、私的な思惑の強い場所に整備することをお手伝いすることもあるが、本筋ではない。
しかし、そういう場合でも、原則的にその実施主体にそれなりのオペレーション能力や特長があれば支援している。
質の悪いものを広めるは社会悪である。
質の良いものを広めないのも社会悪である。
良いものを広めることで、社会貢献して欲しいし、していきたいと思う。