有料老人ホーム満室へ

先月から新しい有料老人ホームの支援をすることに決めた。その理由は、サービスが優れているからです。その他にも、サービスを提供している法人の歴史や経営者の想いに共感したからというのがその理由に挙げられます。

本当にお話を伺うと良い事でいっぱいでした。しかし、肝心なのは、その良いことを自信を持って、ホームページやSNSなどのインターネット上はもちろん、リアルに居宅介護支援事業所や病院のソーシャルワーカーや地域包括支援センターなどの方々に発信できているかどうかです。

いくらご入居者やご家族にとって良いことをしていても、いまはいろいろな情報がネットに溢れているので、それらの情報に搔き消され、まったく伝わっていないことが多いのです。

ましてや、施設の所属するグループ会社の居宅介護支援事業所(ケアマネ)がその良さを分かっていながら、顧客に伝えることをしていないなどということもあります。そんな馬鹿なことがある?と思われるのですが、紹介しないケアマネの立場からすれば、納得できます。

「もし、自社の施設を紹介して、万が一、ミスやホームページなどで謳っているサービスができないことがあれば、自身の責任にされるかも知れません。それが怖いので、紹介なんてできません。」
「自グループの施設を紹介するのは公平では無いと思うので、他の施設を紹介しています。」

このようなこと、1つひとつに丁寧に対応するのが重要です。

逆に言えば、一つ一つ解決していけば、成果も自ずと出るので、介護業界の経営コンサルティングは、やりやすいのです。

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