自社の離職率は、高いのか?低いのか?
最近、離職率を確認させていただくことが多いのですが、
調べないとすぐ分からないという法人さんが多いのです。
また、調べたその数字が業界の平均より高いのか?低いのか?も
ご存じない方が多いので、ここで書いておきたいと思います。
毎年、公益財団法人介護労働安定センターは、
「事業所における介護労働実態調査」というアンケート調査を行っており、
その中で、離職率を公表しているので、この数値を参考にされると良いと思います。
下記は、本年8月5日に発表されたその調査結果の一部を抜粋したものです。
上記の結果から、年間の離職率が約16.5%を超えているようであれば離職率は高く、逆に低ければ良い印象を受けるでしょう。
もちろん、離職率は低い方が勤務シフトも安定するので、サービスレベルも比較的良い傾向にあります。
いろいろな法人に伺っていますが、離職率なんて気にしなくともその数字が低く、上手に経営されていらっしゃる法人もあります。
しかし、そうした時にこそ、この数字を確認していくことで、より安心した経営ができるように思います。
可能であれば、単なる離職率の把握にとどまらず、求人応募者数、実採用率、出戻り率なども加えて確認していただければと思います。
なお、離職率を一桁にすることは、どの法人でも可能だと思います。
あなたの法人の魅力は高められていらっしゃるでしょうか?